「ニューカマーズ・ヴュー2011」イミグレーション・ミュージアム・東京にむけて

第1回の2010年度は、以下の4つのプロジェクトを行いました。各プランでは「異国の生活の中で自身の文化をどう保持・
適応させながら日常の中に融合させているか?」という問いを、食/言語/郷愁/違和感という興味深い切り口によって
提示しました。

また、日本にはまだ馴染みの薄い東アフリカの現代アートを紹介するゲスト企画「WE ARE SAME TOWNS(我々は同郷!)」も同時開催しました。

期間:2011年3月26日(土)~4月9日(土) ※木曜日定休
  時間:14:00-19:00(イベント開催日は別時間)
場所:小金井アートスポットシャトー2F(小金井本町6-5-3)
入場料:無料

市民によるコミュニケーション・プロジェクト

岸真理子「 “somewhat out of our country”/これは母国のものではない。」

日本の文化と融合してオリジナルとは違うものになってしまった異国の文化を写真で取り上げ、日本人では気づかない
外国人移住者の視線を日本人に感じてもらう。

富永京子「ミステリー?cooking!!」

日本にある食材の意外な調理法・組み合わせによって摩訶不思議にも「故郷の味を再現できた!!」という経験を
インタビューし、その味の再現を依頼するプラン。

牧美和子「Map of Nostalgia」

初めて住んだ街なのに母国を思い出す風景などに出会ったことはないだろうか?
外国の方へのインタビューから、「Map of nostalgia(=追憶の地図)」を作るプロジェクト。

大川 直志「日本語不便図鑑」

外国人が日常で使用する日本語についてのインタビューをもとに「母国語には無い日本独自の言葉」
「これさえ知っていれば生きていける日本語」などに分類し、日本語辞典として提示する。

※こちらの作品は、現在WEB上でも公開されています。日本語不便図鑑

●会期中イベント

オープニング・レセプション

日時:2011年3月26日(土)18:00-

トークイベント「アフリカのステレオタイプとリアル」

日時:2011年3月26日(土)19:30-
ゲスト:黒木皇(アートディレクター・プロデューサー/美術家/旅人)
聞き手:岩井成昭(美術家)

【ゲストプロフィール】

黒木 皇(くろき こう) AfricArt design主宰。
アートディレクター・プロデューサー/美術家/旅人1982年、福岡県福岡市生まれ。
これまでに約50カ国を旅して世界のアートに触れる。
アフリカには、年数回訪問し現地のアーティストたちとの交流を続けている。
またウガンダの孤児院での生活をきっかけに孤児へのアート教育をライフワークとしている。
現在は日本・アフリカ間の文化芸術交流事業、アフリカでのアート・プロジェクト、アフリカン
アーティストのプロデュースなどを中心に活動。
昨年末は渋谷アップリンク・ギャラリーにて「access AFRICAN ART」展を開催。
http://www.africartdesign.com/

トークイベント「日本流多文化化+アート」

日時:2011年4月1日(金)19:30-
語り手:蔭山ヅル(ART LAB OVA主宰)
聞き手:岩井成昭(美術家)

【ゲストプロフィール】

ART LAB OVA (アートラボ・オーバ)
1996年アーティストによる非営利グループとしてスズキクリと蔭山ヅルにより発足。
2009年より、横浜最後の名画座であり唯一の独立系映画館であるシネマ・ジャック&ベティを拠点に、
「よこはま若葉町多文化映画祭」と「横浜下町パラダイスまつり」を開催。
2010年、10年間拠点としていた桜木町から、多文化な下町、若葉町に移転し、横浜パラダイス会館を開設。
映画館、スナック、商店街、動物園、学校、福祉施設など、まちの狭間で「場」や「出来事」を通じて
「関わり」を探るアートプロジェクトとして活動を展開している。

蔭山ヅルは、横浜を拠点に、在留外国人やあらゆるマイノリティーの人々のもつ要素を、「単に誰にでもある、
ある人の一面」と定義し、それぞれのあるべきつながりの創造をさまざまなアート・プロジェクトを通して
実践している先駆的な組織ART LAB OVA設立者の一人。
わが国が直面する多文化化に対して、アートはいかに機能するか?について語ってくれました。

主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
※ 本事業は小金井市芸術文化振興計画推進事業 アーティスト招聘事業です。